株式会社ビードットメディカル(本社:東京都江戸川区、代表取締役社長:古川卓司、以下ビードットメディカル)は、一般社団法人レジリエンスジャパン推進協議会が主催する第12回「ジャパン・レジリエンス・アワード(強靱化大賞)2026」において「最優秀賞」を受賞したことをお知らせいたします。
「世界初の国産超小型陽子線がん治療システム 〜レジリエントな医療、経営、社会の構築へ〜」
■ジャパン・レジリエンス・アワード(強靱化大賞)とは
「ジャパン・レジリエンス・アワード(強靱化大賞)」は、次世代に向けたレジリエンス社会の構築に向けて強靱な国づくり、地域づくり、人づくり、産業づくりに取り組んでいる先進的な企業・団体を評価、表彰する制度であり、2014年に創設されました。
ウェブサイト:https://www.resilience-jp.biz/award/
■受賞の理由:日本発の陽子線がん治療システムがもたらす3つのレジリエンス
従来の陽子線がん治療装置は、3階建てビル相当の巨大な回転機構を必要とし、その莫大な設置スペースとコストの高さが普及の障壁となっていました。ビードットメディカルは、超伝導電磁石を用いた独自機構によって、高さを従来の3分の1にまで小型化した陽子線がん治療システム「Phemto®︎」を開発しました。施設の省スペース化と低コスト化の実現を通じて、陽子線がん治療の世界的な普及を目指しています。
今回の受賞では、Phemto®の導入が創出する以下の3つの取り組みが、レジリエンス向上に寄与するとして高く評価されました。
・医療のレジリエンス:高度がん治療を「社会インフラ」へアップデート
陽子線がん治療は正常組織への影響を抑えられるため、身体への負担が少なく、通院治療で「働きながら治す」ことが可能です。装置の小型化によって都心部や地域の中核病院への導入を促進し、高度な治療を身近な場所で受けられる「社会インフラ」へアップデートすることで、がんによる離職を防ぎ、人的資本の維持に貢献します。
・経営のレジリエンス:既存施設の有効活用で持続可能な高度医療の提供を確立
Phemto®︎の小型化は、装置の更新期を迎える全国の陽子線がん治療施設において、建物の解体・新築を伴わない、コストを抑えた装置更新を可能にします。既存の施設が有効活用できるため、病院経営の安定化を実現し、持続可能な高度医療の提供を後押しします。
・社会のレジリエンス:培った技術で日本の産業・エネルギーの脆弱性を克服
将来的には、装置開発で培った技術を基に、インフラ途絶時でも治療を継続可能にし、さらに地域への電力融通なども視野に入れた病院の「エネルギー防災拠点化」を構想しています。日本の産業・エネルギーが抱える脆弱性を克服するこの構想により、強靱な社会の実現に寄与します。
ビードットメディカルは、この高度医療システムにより次世代の安全保障を支える基盤としての役割を担うことで、強靱なしなやかさを持つ社会の実現に貢献します。
販売名:陽子線照射装置 Phemto フェムト 医療機器承認番号:30500BZX00274000
販売名:シャトル治療台 Throup スループ 医療機器製造販売届出番号:13B1X10334000001
※海外での臨床利用には各国の規制当局による承認・許可が必要です。