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台湾のBNCTメーカー、ヘロン・ニュートロン・メディカルと戦略的業務提携に向けたMOUを締結

 株式会社ビードットメディカル(本社:東京都江戸川区、代表取締役社長:古川卓司、以下 ビードットメディカル)は、加速器ベースのホウ素中性子捕捉療法(AB-BNCT)メーカーであるヘロン・ニュートロン・メディカル(Heron Neutron Medical Corp.、本社:台湾、以下 ヘロン)との間で、戦略的業務提携に向けた基本合意書(MOU)を締結したことをお知らせいたします。

 本戦略的提携は、両社の市場浸透の加速、最先端技術の統合、規制対応の相互協力の機会を模索し、日本、台湾、およびそれ以外の市場において次世代の粒子線治療ソリューションを確立することを目的としています。

 両社はそれぞれの強みを融合し、以下の分野において市場機会の評価および実行に向けて協力してまいります。

  1. アジアにおける市場開拓
  2. 次世代粒子線治療センターの構築
  3. 先端医療機器に関する技術交流
  4. 日本および台湾における薬事承認取得に向けた相互協力

 陽子線治療とBNCT(ホウ素中性子捕捉療法)は、がん精密医療における最も先進的な2つの領域でありながら、それぞれの作用機序は大きく異なり、適応症においても明確な役割分担と相互補完的な関係を有しています。陽子線治療が「ブラッグ・ピーク」という物理的特性を利用して正常組織をできるだけ避けながら腫瘍をピンポイントで照射しようとするのに対し、BNCTは腫瘍指向性のあるホウ素薬剤と低エネルギー中性子ビームを組み合わせることで、細胞レベルでがん細胞を狙い撃ちして破壊します。これら2つのシステムを同一施設内に併設することで、医療機関は包括的かつ高度な粒子線治療の選択肢を患者さまに提供することが可能になります。

 また制度・規制面においては、ビードットメディカルとヘロンはそれぞれ日本および台湾において医療機器品質マネジメントシステムを整備し、ISO認証を取得しています。本提携は両社の国際市場展開を加速する重要な基盤となり、認証取得の効率化にも大きく寄与することが期待されます。

 市場・技術・規制の各分野にまたがる戦略的かつ多層的な協力を通じて、両社は世界の粒子線治療分野における新たな成長フェーズを牽引し、がん精密医療のさらなる可能性を切り拓きます。

 
■ヘロン・ニュートロン・メディカルとは
 ヘロン・ニュートロン・メディカルは、台湾に拠点を置く先進的なホウ素中性子捕捉療法(BNCT)システムのリーディングディベロッパーです。精密医療に特化し、がん細胞を狙い撃ちする「がんの標的治療」を提供するため、加速器ベースBNCT(AB-BNCT)システムを開発しています。

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