謹んで新年のお慶びを申し上げます。
旧年中は格別のご厚情を賜り、心より感謝いたします。
世界の陽子線治療施設数は昨年、PTCOG (Particle Therapy Co-Operative Group)によると7施設程度増加し、さらに約30施設が建設中となっています(1)。一方、世界的に建築費が高騰しており、普及の進展を阻害する大きな要因となっています。
弊社では、2024年に「シャトル治療台Throup®」(2)が日本の医薬品医療機器等法に基づく医療機器製造販売許認可を取得し、より採算性の高い陽子線治療を目指せる治療システム構成が整いました。「陽子線照射装置 Phemto®」(3)と合わせたこの治療システムは、世界的なデザインアワードである「iFデザインアワード2024」と「レッドドット・デザイン賞2024」を受賞しています。
2025年は、この世界的ニーズを捉えたシステムの世界展開へ向けて、引き続き邁進してまいる所存です。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
(1) PTCOGホームページより
(2) 販売名: シャトル治療台 Throupスループ
医療機器製造販売届出番号: 13B1X10334000001
(3) 販売名: 陽子線照射装置 Phemto フェムト
医療機器承認番号: 30500BZX00274000