株式会社ビードットメディカル(本社:東京都江戸川区 代表取締役社長:古川卓司 以下ビードットメディカル)と社会福祉法人仁生社 江戸川病院グループ(所在:東京都江戸川区、理事長:加藤正弘 以下江戸川病院グループ)は、東京江戸川がんセンター構想実現のための基本契約調印式を開催いたしました。
ビードットメディカルと江戸川病院グループは、2022年12月にビードットメディカル社製の超小型陽子線がん治療装置の導入に関する基本合意を締結(※)しております。この度2023年4月3日に、陽子線治療を含む高度がん治療の提供を目指す東京江戸川がんセンター構想の実現に向け、江戸川メディケア病院(東京都江戸川区)にて基本契約締結の調印式を開催いたしました。
江戸川病院グループは、東京都江戸川区に所在する江戸川メディケア病院に陽子線治療センターの開設を計画しています。江戸川メディケア病院は、東京都内をはじめとした埼玉県や千葉県などの首都圏からアクセスは良好であり、今回の構想が実現すると首都圏のがん患者さまに先端医療の提供が実現します。これまでも高いニーズがありながら、スペースの問題などにより導入には至っていなかった問題が解決されます。
ビードットメディカルと江戸川病院グループは、ともに東京都江戸川区に所在しており、メーカーと病院それぞれの立場から時代と共に変化する患者さまのニーズに合わせたがん治療を追求しています。江戸川区から日本中へ、そして世界に向けて高度がん治療の提供を広げていくために、1日も早い陽子線治療の提供開始を目指して引き続き取り組んで参ります。
〈江戸川病院 加藤正二郎 院長のコメント〉
私ども江戸川病院グループは、「東京江戸川がんセンター構想」を掲げ、希望する誰でもが先進的な高度がん治療を受けることができる環境の実現を目指しています。この一環として、江戸川メディケア病院に陽子線治療を追加し、より低侵襲で治療効果の高い幅広い治療を提供したいと考えています。
〈ビードットメディカル 代表取締役社長 古川卓司のコメント〉
当社は江戸川区発のスタートアップ企業として、江戸川区地域医療の拠点施設である江戸川病院様と共に、都内最初の陽子線治療の実現を含む東京江戸川がんセンター構想のチャレンジに参画できることは大変光栄です。今後はこの構想の実現のため、さらなる開発のアクセルを踏み、私たちの技術を江戸川区から世界に届けることに引き続き邁進してまいりたいと思います。