株式会社ビードットメディカル(ビードットメディカル)では、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)の令和2年度「医工連携イノベーション推進事業(開発・事業化事業)」として「非侵襲放射線手術装置の研究開発(研究代表者:ビードットメディカル 代表取締役社長 古川卓司)」を開始します。
ビードットメディカルは、小型・低価格な陽子線がん治療装置の開発を進めています。
今回採択された研究課題は、この陽子線がん治療装置を用いて、ビードットメディカルと国立研究開発法人国立がん研究センター、住友重機械工業株式会社が協働で実施するもので、がん病巣に空間的・時間的に集中して大線量を短時間・短期間に照射する非侵襲放射線治療を可能とする技術開発を行います。本事業の成果で、局所制御率の向上と周辺臓器への有害事象の低減により、難治性がんに対する生存率の改善とQOLが高い治療法の実現が期待されます。