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山形大学と放射線治療における治療計画手法に関する共同研究を開始

 株式会社ビードットメディカル(本社:東京都江戸川区 代表取締役社長:古川卓司 以下ビードットメディカル)は、国立大学法人山形大学(学長:玉手 英利 以下、山形大学)と共同で、X線、陽子線、重粒子線を用いた放射線治療における最適な治療計画手法を明らかにすることを目的として、2023年7月1日より共同研究を開始いたしました。

 ビードットメディカルは、患者さまのQOLが高い陽子線治療の普及促進をミッションとして、超小型陽子線がん治療装置の開発を進める医療機器スタートアップです。山形大学は、2022年より山形大学医学部東日本重粒子センターで重粒子線治療を提供しており、ビードットメディカルは設備導入時の設計・製造に関する技術コンサルティングを提供しました。

 今回、締結された共同研究契約は、ビードットメディカルが山形大学と共同でX線、陽子線、重粒子線を用いた放射線治療における最適な治療計画手法を明らかにすることを目的としています。またこの共同研究により、山形大学で実施している重粒子線治療を含む放射線治療において、効果的かつ効率的な治療方法の選択が可能になり、より治療効果の高い治療法を科学的根拠をもって、患者さまに提示できることにつながります。

〈山形大学について〉  
 山形大学は、人文社会科学部・地域教育文化学部・理学部・医学部・工学部・農学部の6学部と6つの大学院研究科を備え、約9,000人の学生が勉学に励む、東日本でも有数規模の総合国立大学です。山形大学医学部は、2022年に世界で3台目となる回転ガントリーを備えた、附属病院に隣接するコンパクトな重粒子線治療装置「山形モデル」を導入しました。この施設は世界初の総合病院接続型の治療施設であり、東北・北海道地域では唯一の重粒子線治療装置を活用し、未来の医療の創造を目指しています。

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